SEO対策まずはここから!「titleタグ」「meta description」「h1タグ」を正しく設定しよう
今回は、SEO対策における「titleタグ」「meta description」「h1タグ」の設定について解説します。
まずは、Googleにそのページの情報を正しく読み取ってもらうことが重要です。
昨今ではGoogleの自然言語処理能力も向上し、titleやmeta description、h1などのタグはGoogleはあまり見ていないよ、という情報もあります。確かに、以前に比べればこれらの要素の影響力は弱くなっていますが、そのページが何について書かれているページなのか、どのような文書構造になっているのか、何が一番言いたいのか、といったことをgoogleが把握するうえで、これらのタグは当然に重要であり、きちんと設定しておくことが、Webサイトの身だしなみともいえます。
Googleサーチコンソールでエラーになる可能性もあるため、正しく理解をしておきましょう。
titleタグ
Googleの検索結果に以下のように表示されます。
◎設定のポイント
- ページのタイトルであり、Google検索結果画面に表示されるものである。他にも、ブラウザのタイトルバーなどにも表示される。
- 文字数はトータル35文字以内とし、ページの内容を簡潔に表す。
- 各ページ固有の内容にする。
- 検索上位表示したいキーワードを含める。
- 検索順位への影響よりも、検索結果でユーザがクリックするかどうかに大きく関わる部分。ユーザがクリックしたくなるようなタイトルをつけるように心がける。
meta description
ページの説明文であり、Googleの検索結果に以下のように表示されます。
ただし、設定したとしても、検索エンジンで判断してサイト内から別の文言を表示することもあります。
◎設定のポイント
- 文字数は全角200文字以内とし、ページの内容を簡潔に表す。
※以前は120文字程度だったが、現在は200文字程度までは表示されている。 - 各ページ固有の内容にする。
- 検索上位表示したいキーワードを含める。
- 検索キーワードはGoogle検索結果画面で太字になる。
- titleタグ同様に、検索結果でユーザがクリックするかどうかに大きく関わる部分。手を抜かずに、きちんとページの内容を設定する。
h1タグ
- 最上位の見出し。原則として1ページに1つの設定とする。
- ページ内で一番重要な見出しであり、検索上位表示したいキーワードを含める。
- TOPページのみサイトロゴをh1でマークアップし、その他のページは見出し(タイトル)をh1にする。
- h1を画像にする際には、alt属性に代替テキストを必ず入れる。
- h1タグのページ内での回数は、1回にする。※googleは何回でも構わないと公式発言しているが、現在のhtml5の仕様からも1回が望ましい。
以上、ポイントを簡単に記載しました。
社内でコーディングガイドラインを作る際などに参考にしてみてください。